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ゼミナール

 横山研究室では質的研究法と呼ばれる手法を使った研究を行うことをゼミナールの活動の土台に置いています。質的研究法はインタヴューやフィールドワークといった方法を使って得られたデータをもとに人々のさまざまな生き姿に迫っていく研究手法を指しています。

​ ゼミナールでは質的研究法について書かれた文献や、質的研究法を使って行われた研究論文を読んでいきます。また、実際にフィールドワークに出かけ、ものごとの様々な側面を興味を持って探索する観察眼を養っていきます。

 質的研究法について学ぶための文献として、近年は下記の文献から学びはじめています。

春日直樹, 竹沢尚一郎(編).(2021)『文化人類学のエッセンス』. 有斐閣.

鈴木聡志, 大橋靖史, 能智正博(編).(2015)『ディスコースの心理学:質的研究の新たな可能性のために』. ミネルヴァ書房.

より深く学びたい方へ​

 

下記の学会が刊行している学術誌には質的研究法を使って書かれた研究論文が数多く掲載されています。

日本質的心理学会.(2002−)『質的心理学研究』. vol. 1 〜 . 新曜社.

日本質的心理学会.(2009−)『質的心理学フォーラム』. vol. 1 〜. 新曜社.

 

 

質的研究や質的心理学の全体像を捉えたいという方には下記の文献がお勧めです。

やまだようこ(編)(2000)『人生を物語る:生成のライフストーリー』. 新曜社.

やまだようこ(編)(2007)『質的心理学の方法:語りをきく』. 新曜社.

ウヴェ・フリック(2011)『質的研究入門:<人間の科学>のための方法論』(小田博志, 山本則子, 春日常, 宮地尚子, 訳). 春秋社.

やまだようこ, サトウタツヤ, 能智正博, 麻生武, 矢守克也, 秋田喜代美(編)(2013)『質的心理学ハンドブック』. 新曜社.

能智正博, 香川秀太, 川島大輔, サトウタツヤ, 柴山真琴, 鈴木聡志, 藤江康彦(編)(2018)『質的心理学辞典』. 新曜社.

質的研究を使った研究論文を書こうとされている方には下記の文献がお勧めです

ハイディ・レヴィット(著)(2023)『心理学における質的研究の論文作法:APAスタイルの基準を満たすには』(能智正博, 柴山真琴, 鈴木聡志, 保坂裕子, 大橋靖史, 抱井尚子, 訳). 新曜社.

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